水工学講演会 発表!

2023年12月11日~13日に水工学講演会に参加しました。会場は大阪大学中之島センターで行われました。

以下、馬渕の学会参加について書いていきます。

1日目

1日目は早速発表を控えていました。午後からの発表だったので午前はセッションに参加しました。

水工学論文集は多くの先生方が参加されており大御所の先生もたくさんいました。

論文の名前でしか見たことがない先生もこの目で確かめることができ勝手に1人で盛り上がっていました。

特に、中北先生や山田正先生をみることができたのが一番印象的でした

午前は、降水のセッションだったので中北先生のグループの発表がいくつかありました。自分の研究分野と関連するところもあるので勉強になりました。

そして、午後には降水2のセッションで自分の発表が控えていました。

前日はとにかくリラックスすることを心掛けたので、いつもよりは緊張していませんでしたがそれでも緊張は多少ある中で発表しました。

会場が縦長の場所だったので、人がいっぱいいたはずですが後ろの方はほとんど発表者側からは見えなかったので人数が少ないように感じて過度な緊張なく発表ができました。

水工学では、発表9分質疑5分の時間配分なのですが発表後に時間をみたらなんと8分で発表が終わってしまいました。
練習の段階ではいつも9分30分程度だったので相当早口でしゃべってしまったのかと思います。

問題はやはり自分が一番課題としている質疑応答でした。数人から質問が来て、それなりの回答をすることができたと思っているのですが質問者の意図をしっかりくみ取った回答ができたとは考えにくいのでやはり質疑応答は場数を踏んで慣れていかなければならないと感じました。

発表後は二重偏波フェイズドアレイ気象レーダの講演会がありました。

今回僕は二重偏波フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)の観測データを用いた研究を発表しましたが、そのフェーズドアレイの開発を行っている牛尾先生による講演会です。

おそらくフェーズドアレイに関する研究を今回発表したのは自分だけだったのでその後にフェーズドアレイに関する講演会が来ているのは奇跡だと思います。

牛尾先生の講演会はとても勉強になりました。フェーズドアレイに関する論文はかなり読んだので知っている知識が大半でしたが知らない知識や開発や実用化にいたるまでの苦労も聞くことができ、参加してよかったと感じました。

牛尾先生、ご講演ありがとうございました。

講演会終了後は懇親会に参加しました。何度か別の学会に参加した際に話した学生たちと会話できたので、より仲が深められたと思います。

M1の方々が多く来年も学会でお会いする機会があるかと思いますのでその時はよろしくお願いします。

2日目

2日目は観光日にしようかと思っていました。

午前中は流砂のセッションの雰囲気を知ってみたかったので、流砂のセッションに参加しました。

こちらの発表の時にはそこまできついことは聞かれなかったのですが、流砂のセッションはがつがつ質問が飛び交っていたのでその中で質疑応答されている方々はすごいなあと感じました。

お昼を食べた後に大阪大学吹田キャンパスに向かいました。理由はもちろんフェーズドアレイ気象レーダを見に行くためです。

レドームに覆われていたのでとても感動した!というほどではなかったですがせっかく大阪に来たので見てみたかったものの1つでした。

いつかレドームの中も見てみたいですね。SNS等でレドームの中身を公開している動画もあるのですがやはり現地でみるとまた違った感動もあるのかと思いました。

大阪大学を行った後は、近くに太陽の塔があったのでそこまで行きました。歩くの疲れました。

近くに観覧車があったのでそれに乗って撮影したものです。

実は大阪行ったことがなかったのでこんなでっかいものがあるのにびっくりしました。

ほんとはグリコとかも見に行けばよかったのですが会場から割と遠かったので今回はやめました。

帰りは大阪駅についてそこから会場近くまで帰る感じだったので大阪駅でお土産を買っておきました。3日目は当日に帰りたかったため、お土産買うの忘れそうだったので。

観光後は今回発表した論文で共同研究している方と先生と食事に行きました。

やはり、全員フェーズドアレイレーダに関わっていることもあって話題は前日の牛尾先生のフェーズドアレイの内容が大半でした。

フェーズドアレイに関する色々な話が聞けてとても面白かったです。

3日目

3日目は水工の最終日です。

午前は機械学習のセッションに参加しようかと思いましたが流出・氾濫のセッションにRRIに関連した論文があったのでそっちに参加することにしました。

氾濫モデルの話がいくつか出てきましたが、まだ知識が足りていないのであまり内容を理解できなかったです。

水理的な解析は今後していくのでそういった理解を深めて次回の学会では理解できるようにしたいと思います。

午後は地下水・流出・氾濫のセッションに参加しました。結構このセッションはいろんな分野の話がでてきたので聞いてて面白かったです。

色々とお世話になっている小山先生がセッションに積極的に質疑しているのが印象に残りました。

セッション参加後は、サンダーバードで帰宅して無事終了しました。

以上が水工での参加記録でした。

水工はやはり査読がある分内容の濃い話、専門的な話が聞けたので勉強になりましたが自分の理解が浅い分野はついていけなかったので気象レーダ以外の知識を深めることの必要性も感じました。

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