ダ・ヴィンチ祭2025「水のたび」
2025年8月2日に、富山県立大学にて、ダ・ヴィンチ祭が開催されました。今年は、「水のたび」というタイトルで流域治水ジオラマ、雨滴浮遊装置に加え、筋状雲を観察することができる雲発生装置をお披露目しました。
流域治水ジオラマ
国土交通省の流域治水施策集をモデルに制作された、流域治水ジオラマでは、上流から下流にかけて川の水が私たちの住む場所までどのように流れるのかを見ることができます。ジオラマの上には、スクリンプラーを設置し、スクリンプラーからの放水を雨に見立てています。来ていただいた方には、降水に有無によって、河川の流量がどのように変化するのかを、体験していただきました。

当日の様子(流域治水ジオラマ)
雨滴浮遊装置
雨滴浮遊装置は、下からの風を受けている水滴を雨粒に見立てることで、上空の雨粒の形を観察することができます。多くの子どもたちが楽しそうに、水滴をつくっている姿が印象的でした。

当日の様子(雨滴浮遊装置)
筋状雲発生装置
『観測・実験・モデルで伝える気象教育』の雲の発生モデル実験を基に作成された雲発生装置は、筋状雲を観察することができます。筋状雲を見ながら、大雪や雲発生のメカニズムなどを知っていいただきました。

当日の様子(筋雲発生装置)
今回も前日準備から研究室のみんなで頑張りました。特に雲発生装置は、うまく筋状雲を発生させ観察しやすいように、装置に改良を重ねました。来ていただいた方々に楽しんでもらうことができ、こちらもとても嬉しかったです。

作成した筋雲発生装置